人間関係-苦への対処

あなたを苦しめる人の問題に対処する

■あなたを苦しめる人を人生の糧にする

あなたを苦しめる人間に出くわした。これは嬉しいことではありません。思い悩んだり、悔しい思いや悲しいをすることでしょう。場合によっては転職を余儀なくされたり、離婚したりと言ったような実害が生じるかもしれません。

このような人には誰もが出遭いたくないものです。ただ、どのようなかたちであれその苦しみの期間が過ぎ去ったのであれば、そこでの学びを次回に活かすことができます。場合によってはそれまで幾度も繰り返してきた問題が生じなくなり、後の人生を好転させるきっかけになることもあるはずです。ここではその対処方法についてについて解説します。

 

■あなたを苦しめる人への対処方法を学ぶ

 

あなたを苦しめる人、傷つける人との出会いは今の人間関係だけでなく、人生そのものの抜本的な改善に活かすことができます。以下はそのためのステップについて説明します。

 

①過去を思い出す

世の中、生まれてからすべてが順風満帆で苦しみを味わっていない人は一人もいません。誰でもなにかしら苦しみを感じたことがあります。それが数年前は金銭問題で、今回は健康と言ったようなものならば話は別ですが、人間関係であるならまずはそれ一本で過去を思い返してみましょう。

これまでにいやな思いをしたり、とても苦しめられた思い出もきっとあることでしょう。それらを一度棚卸ししてみてください。小さな頃から覚えている限りで良いので、あなたを苦しめた人について紙に書き出してみてください。もしかしたらその時点で何か思いつくものがあるかもしれません。

 

②大きく括る

人は誰しもそれなりの固有のパターンを持っています。これを苦しみにあてはめると、人は同じような問題を繰り返しやすい傾向があると言うことです。

たとえば陰口を言う人間が現れて気分が悪い日々を過ごしているとしたら、過去にもそのような思い出があるのではないでしょうか。

 

一見すると彼らに共通点は見出しにくいかもしれません。性別だったり、年齢だったり、職業もバラバラかもしれません。ただ、あなたに対する態度や行動で何か共通点がないでしょうか。これらを大きく括ってみてください。

このときのポイントは、そこであなたが受けた被害です。被害は精神的なものであれ、物質的なものであれ、どこかに共通点があるはずです。大きくゆるく括ってみてください。もしくは普通の人では取らないような特徴的な問題行動などに視野を絞ってみるのも大切です。

 

いずれにせよ、過去、あなたに苦しみを与えてきた人たちの行動になにがしかの共通点が浮かび上がってくれば、そこが改善の足がかりになります。

私個人の場合は人の裏切りでした。平然とうそをついたり、成果を根こそぎ横取したりするような者たちに何度も出くわしていた期間があります。ある日、ある人の人間性を分析していたところ、その人が自己愛性パーソナリティ障害の症状に該当することに気づきました。その瞬間、今まで私を苦しめてきた人たちが同じ括りの中にある者というかたちで、自分の中で一斉に立ち上がってきたのです。

 

③自分の問題点を洗い出す

自分に苦を与えた人を大きな括りで見ることができたら、次は、なぜこのような事態を引き起こしたのか考えてみましょう。

たとえば過去、あなたの陰口を言ってきた人たちは、あなた以外にはそれは言っていないかもしれません。と言うことは、あなたには彼らから陰口を引き出すようなあるパターンを持っているということです。

 

これは陰口を叩かれる前後関係や環境から推測することができます。私の場合、①人の良い面をなるべく見ようと思ったこと。②物心ともに自分のテリトリーに踏み込まれてきた場合でも、それを排除しなかったこと。この2点が挙げられます。

自己愛性パーソナリティ障害の特徴には、共感性に乏しく、自分は誰よりも偉いのだから人を支配して当然であり、搾取して当然という意識があります。

 

私の場合、あからさまに悪い見た目や態度ではなく、一見するとごく普通の人のように見えながらも内面に異質なものを抱えている人が世の中にいることを知らなかったのが原因でした。このように相手の問題点のみならず、相手に関わってしまった自分の問題点を見つけることで相手のターゲットにされにくくなります。

 

④どう見分ければ良いか

私の場合、初見で出会った際、笑顔で親切なように見えても妙に押し付けがましかったり、常識的な範囲で相手への気遣いが欠落していたり、わずかながら言動がおかしかったりとささいな違和感がある人が多い印象でした。

本来であれば、たとえそれがビジネスやプライベートな関係でも、目前に危機が迫っていることに気づいてすぐに損切りをしていれば傷口は浅く済んだのです。

しかし、自己愛性パーソナリティ障害であれば、①謝れない、②ささいな批判でも豹変する、③自分の自慢話と利益にしか興味がない、④すぐにわかるうそを平然と重ねる、⑤罪悪感の欠如、⑥他人への共感能力がない、などの特徴を知れば、以降はすぐにそこから脱却することができます。

 

⑤近寄らせないためにはどうすれば良いか

自己改善をする上で大切なことは、①事前に避ける自分になる、②危機を孕んだ相手だと気づいたらそこから関わらない、③関わってしまったらすぐに跳ね除ける、の3点です。

たとえば脅迫や暴力的を振るうような人物に関わってしまったとしたら、弁護士や警察など、より力の強い相手を使うことが求められます。ただし、弁護士や医師などの中には危険な人物が紛れ込んでいる可能性も否定できません。

 

それが陰口であれ、脅迫であれ、その欲求の根源には相手を支配し、コントロールしたいという気持ちがあります。無視できるのであればそれが一番ですが、難しい場合、相手に対してまずはきっぱりとノーを突きつけ、そこから折れないことです。

相手は懐柔しようとしたり、妥協案を模索してきたりしますが、以降一切関わらないという前提で断固たる決意をもって排除する気持ちを持つ必要があります。これが成功すれば相手はあなたのことを支配できない人間なのだと気づいて次のターゲットを探しにゆくことになるでしょう。

 

■危険な人間にどうしても関わらなければならないときには

 

たとえば学校や職場など、危険な人間にどうしても関わらなければいけないパターンも存在します。このような場合には、相手が危険な人物であることを十二分に理解した上で、相手との人間関係をどう構築するかを考えることが求められます。この点については別項にて詳述します。

 

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